■商品・サービスをアピールしよう!

昨今,インターネットが急速に普及し,誰でも簡単にホームペー ジを作成できるようになりました。消費者も購入したい商品やサー ビスの情報をインターネットで調べるのが当たり前になっていま す。会社にとってのホームページは,ビジネスパーソンにとっての 名刺と同じくらい重要なものといえるでしょう。そのため,商品や サービスを販売する会社・お店にとって,ホームページは重要な PR の場となります。

また,近年 SNS と呼ばれる人と人とのつながりを促進・サポー トするコミュニティ型の Web サイト(例:LINE ,Facebook, Twitter,など)が普及してきています。2014 年の ICT 総研の調査 によると,日本全体での SNS 利用者は 6,000 万人を超え,若年層 のみならず 50 代以上の利用者も増えつつあります。SNS の利用者 とコミュニケーションを取って自社のファンを作ることで,ホーム ページを継続的に利用してもらう可能性が高まります。このように, ホームページや SNS を上手に活用すれば,あなたの会社の商品・サー ビスを多くの人にアピールすることができるのです!

そのために はターゲットとする顧客を明確にし,その人たちが訪れてくれるよ うなページ作りや情報が必要です。 そして,インターネットの進化により,店舗の形態も変化してい ます。誰でも気軽にネットショップと呼ばれるインターネット上の 仮想店舗を持つことができるようになりました。実店舗を持たずに 開業できるネットショップはハードルが低く見えますが,実店舗と は異なる注意が必要です。

■まずホームページを作ってみよう

創業にあたって,まずは会社・お店のホームページを作成しましょ う。ホームページがないと,本当に事業を行っているのか不信感を 持たれてしまうこともあります。
ただし,ホームページを作成しただけでは,あなたが本当に見てほしい人に見てもらえません。ターゲットとする人たちに見てもらうには「誰に,何を,どのように」を明確にして,ターゲット顧客が見たいと思う情報を掲載するのがポイントです。

■ホームページを見てもらう工夫

ターゲット顧客が見たい情報を充実させたうえで,Google や Yahoo! などの検索エンジンの検索結果でより上位に表示されるた めの SEO(Search Engine Optimazation)を行う必要があります。 あなたの会社名やお店の名前を検索した結果,それが上位に表示さ れなければ多くの人に見てもらうのは難しいでしょう。検索結果 1 位のページと,検索結果 100 位のページでは,見てもらえる確率 は大きく違います。上位に表示されるために,まずは次の3つを意 識してホームページを作りましょう。

(1)コンテンツの充実(内部対策)
まずはホームページに魅力的な情報が掲載されていることが基本 です。さらに,見やすいページ構成や,商品・サービスの説明の充 実などを心がけましょう。

(2)継続的なページ更新(継続性)
常に有益な情報を発信しつづけることで,お客様も定期的にホー ムページを訪れるようになり,検索結果の順位も上がっていきます。 (3)他のページからのリンク(外部対策) 口コミで評判の良いお店は,お客様が集まります。これと同じよ うに,他の人からの評価が高く,たくさんリンクされているページ は検索上位に表示され,多くの人が訪れるようになります。

■ SNS を使ってみよう

SNS は,ホームページのように一方的に情報発信をするツールで はなく,双方向的に利用者同士がコミュニケーションを取れること を特徴としています。上手く利用すれば,お客様と密接なコミュニケーションが図れるため,関係を強化するための絶好のツール となります。SNS には様々な種類がありますが,経営資源が限られ る中小企業は,利用者数が多い表 1 にまとめた LINE,Facebook, Twitter に注力するのも 1 つの方法です。
LINE は中小企業向けの販促ツールとして,LINE@ という有料サー ビスを展開しています。このサービスは,図 1 のように友達になっ ているユーザーに対して LINE を通じてクーポンを発行し,実店舗 への来店を促す O2O(Online to Offline)が気軽にできます。

Facebook は無料で会社の FB ページを作ることができます。商 品の入荷情報や日々の出来事などの掲載を通して顧客とコミュニ ケーションを図り,顧客との距離を縮めて,あなたの会社やお店の ファンを育てていきます。ファンになった顧客は,きっと継続的に 来店してくれるでしょう。
Twitter は不特定多数の人に 140 文字のつぶやきを発信すること ができます。社員や店主が日常のつぶやきを繰り返すことで,それ を見た人たちが親しみを持ち,ファンになってくれるケースが多く あります。 このように,メディアごとに特徴が異なります。それぞれの特徴 を把握したうえで,用途を明確にして情報発信をしていきましょう。

O2O

 

■ネットショップを開店するには

近年,Amazon や楽天などのネットショップと呼ばれるインター ネット上の仮想店舗が大人気です。ネットショップは実店舗を持た ずに開業できるので,リスクが低いように感じるかもしれませんが, 物販なので在庫を持たなければならないのは実店舗と同じです。 また,ネットショップならではの注意点もあります。ネットショッ プの開業を考えている方は,これらの点も考慮しましょう。

(1)サイズ・色味など
試着ができないこと,ディスプレイ上の表示が実物の色と異なる場 合があるなど,商品説明を工夫する必要があります。

(2)返品対応
(1)のような理由から,ネットショップでは返品率が高い傾向が あります。ネットショップのページには,返品に対するポリシーを 明記しなければいけません。
(3)スピード
即日対応が当たり前になっており,メール対応や発送作業のスピー ドが求められます。出荷が多い場合は専任者を置く必要もでてきま す。

カテゴリー: 創業冊子ノウハウ

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