今まで会社に勤めていて得意分野やお客さんが獲得できる見込みがあれば、これから独立して創業を検討している方もいます。会社に勤務している時には、事務員や経理部門にまかせていた記帳や会計といった業務も事業者である自分で処理してかなくてはなりません。

起業してもいきなり経理の職員を雇うというのも、業績が安定するまで控えた方が良いでしょう。まずは、経営者として経理の知識を身につけなければなりません。会計業務は、日々帳簿をつけていく事が大事で、ためて後から処理しようとすると、記憶が曖昧なことも多くなります。これは、家庭での家計簿と一緒です。
個人事業主であれば確定申告、法人であれば決算と1年に1回かならずやってくる業務を忘れていたでは、事業者として失格です。会計業務というのは、どのようなものかというと、毎日の現金の入出金や仕入れの買掛、売上の計上、経費の計上などがあります。

昔は、振替伝票を手書きし、出納帳に転記するといった事をしていましたが、今ではパソコンで入力していけば、科目ごとに総勘定元帳に振り替えられますので、非常に楽に出来ます。現金の入出金が有った場合には、現金出納帳と実際の現金が合っているか確認するようにしましょう。後から合わせるとなると、ずれていた場合に、どの時点で合わなくなっているのか不明となり、合わない内容を探すのは時間の無駄です。

日本政策金融公庫の創業の手引P.27の会計の流れが書いてある通り、日々記帳していくと、なにも難しくはありません。

経理の流れ出典:日本政策金融公庫 創業の手引

また、毎日記帳することで、パソコンの会計ソフトであれば、日や月で集計された損益計算書、残高試算表も自動的に集計してくれますので、売り上げや仕入れがいくらになっているのか、利益が出ているのかといった事も分かるようになってきます。帳簿をつけ始めの時に迷うのは、勘定科目を何にしたら良いのかということです。

これば、近くの税理士と契約して相談するか、個人事業主で青色申告をする予定なのであれば、各地域に青色申告会という所もありますので、相談してみると良いでしょう。なんども言いますが、まずは出来るだけ正確に毎日の処理とすることをルーティンにしましょう。自分の会社ですから人任せにすることは出来ませんし、経営者としての義務でもあります。

最初は、戸惑ったり時間がかかるかもしれませんが、経験を積むうちに慣れてきて、そんなに時間も取られなくなります。記帳に追われて本業がおろそかになっては意味がありません。

カテゴリー: ノウハウ

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